026 眠れない夜の詩

夜の帳も下りきって、部屋も心も静寂が包み込む真夜中。今日という日を終わらせようと、布団に潜り込む。いつもはすぐに意識を奪われるのに、今日は何故か意識がはっきりしている。 部屋に響く時計の針の進む音を聞きながら、流れる時間 […]