039 ジャパンカップサイクルロードレース②トレック・セガフレードのアフターパーティーにて

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①のジャパンカップロードレースの翌日夜、私はトレック・セガフレードのアフターパーティーに参加した。
Facebookで登録しているサイクルスポーツ誌のページから、このパーティーの存在を知ってチケットに応募をし、当選したことで参加することができた。

パーティー会場はレース会場の宇都宮から変わり、東京の恵比寿に移った。場所は当選者にのみ連絡されることも、特別感を感じさせてくれる。
会場に到着すると、100人程の参加者が集まっていた。その中で、撮影機材と撮影者を同伴していた自転車系YouTuberのけんたさんは目立っていた。

2019年大会は初日のクリテリウムでエドワード・トゥーンス選手が、二日目のロードレースでバウケ・モレマ選手が勝利で完全勝利を果たしたので、その盛り上がりといったらもう文字通り祝勝会のそれであった。
選手一同と監督を拍手喝采で出迎えて、いよいよ大盛り上がりで宴が始まった。円卓を囲む立食パーティー形式で、ビールやワイン等、各自の好みのドリンクを手に交流会が盛り上がった。

そしてこの会場で初めて知ったのだが、ジャパンカップで勝利したチームにはチョコレートで作られたトロフィーが配られる様だ。今回はこのチームがニ勝したので、トロフィーは二つあり、パーティーで我々参加者もその一部をいただくことができた。

選手とのサイン会&交流タイムは思ったより長く取られており、別府選手は勿論のこと、モレマ選手やチッコーネ選手らと話をすることが出来た。
クライマー系の両選手に古賀志林道の話を聞いたところ、「斜度があるが、距離は短くアタックで差をつけられるポイントだ」ということを話してくれた。
淡々とペースを刻むのが得意なクライマーが日本に多い中で、彼等は乗り越えるというより差をつけにいく姿勢が見えたのが印象的だった。これがプロの考え方かと、思わず感銘を受けた。

そしてパーティーも後半にさしかかり、本日の目玉とも言うべき抽選会が始まった。
選手一人一人の手でクジ引きがされ、受付で貰ったリストバンドの色と番号を読み上げ、その度に歓声が上がった。
景品は選手の使用したジャージ、選手全員のサイン入りパネル、来年のチームカー同乗権など、豪華景品が多数並んでいた。ジャージやサイン入りパネルは各選手が丁寧にサインを入れて、ツーショット撮影と共にプレゼントの形をとっていた。
ところで2020年大会はコロナ禍で中止となったのだが、チームカー同乗権はどういう扱いになったのだろうか?2021年度の大会に持ち越されていれば良いのだが。

そしてこの抽選会で、嬉しいことに私も素晴らしい景品が当選した。当選したものの詳細は伏せるが、私のリストバンド:黄色の53番が呼ばれた際には思わず右手を挙げて興奮していた。
壇上に上がり、選手と記念撮影をさせてもらったことは、身に余る光栄だった。
その後、サイクルスポーツ誌や参加者から撮影とコメントを求められ、改めて当選したことの確かな実感を得たのだ。

その夜は私にとって忘れられない一晩となり、次のジャパンカップとアフターパーティーもきっと参加したいと思った。2020年度大会はコロナ禍で中止となったが、2021年度大会はどうなるだろうか。
まだまだ予断の許さない状況ではあるが、再び世界レベルのロードレースが日本で観られる日が来ることを切に願っている。

最後にYEBISUのジャパンカップビールが全員に配られ、パーティーはお開きとなった。
夢の様な現実の、この素晴らしい夜に乾杯を。

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