098 年末の悠々〇〇近況 午後編

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午後からは二つの展示を見た。一つ目はポプテピピック展で、栄方面に歩く道すがらのPARCOで開催されていることを知り、入ってみた。
原作漫画とアニメの両方における展示がされており、ここで初めて知ったことは、その原型は大川ぶくぶ先生が中2の時にノートに描いた落書きで、当時から既にポブ子とピピ美のモデルは出来上がっていたことだ。
豪華なクリエイターを多数巻き込んで創り上げられたブラックジョーク溢れるクソアニメ()の展示は実に自由で混沌としていた。スタッフのやりたいことを盛り沢山でやれている様で、とても楽しそうに思えた。

二つ目は打って変わって、真面目なテーマの貨幣・浮世絵ミュージアムを観るべく、三菱UFJ銀行名古屋ビル1階を訪れた。
日本だけでなく世界の貨幣の歴史や現物が展示されており、全て回収したらどれだけの価値になるのかなどとついつい考えてしまった。
貨幣も紙幣も、多くは各国の当時の偉人や権力者の肖像が描かれているが、流通させることで国民に権力者の顔や名前を広く知らせる為にそうしたのだろうか?

もう一つの展示である浮世絵については、東海道五拾三次や冨士三十六景など、歌川広重のものが多く展示されていた。私だけでなく、多くの人が知っている浮世絵師の名前を挙げよと言われたなら、ほぼ確実に入るであろう名手だ。
風景画で有名な広重の絵を見て、10年程前に私は旅行や写真に興味を持ち始めた。世界には美しく、力強い自然の名所が沢山あり、それらを出来る限り自分の力で見に行きたいと思い、自転車旅行をしていたらその面白さにハマったのだ。

今では悠々〇〇の話のネタになることも多く、私の人生の中心にある大きな軸と言うべきものになっている。人生の長さや起伏を旅に例えることも多いが、私においては旅が人生を作っていると言っても過言ではないのかも知れない。
悠々〇〇の歴史を振り返る様な時期が来たならば、象徴的な写真やデザインを纏めたページも作ってみたい。

ところで、貨幣と浮世絵の関係性は何なのだろうかと思った。貨幣は銀行業をしている三菱UFJ銀行なので分かるが、浮世絵は頭取か支店長の趣味だろうか?

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