100 年始の悠々〇〇近況 ①遠く離れた故郷に想いを馳せて

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悠々〇〇の投稿記事数が今回で遂に100記事目となった。思えば最初の記事を載せてからはや2年。最近は投稿が滞ってしまっていると思いつつ、読み返せば思い出深い出来事が色々あったなぁと思う。最初期からの読者の方々もまだ読んでくれているのだろうか?
何はともあれ、これまでの皆様のご愛読に感謝し、これからも皆様と共に悠々と楽しみながらやっていきたいと思う。というわけで、これから記念すべき100記事目をお届けしよう。

2022年末、姉夫婦が実家に子どもを2人連れて横浜から帰ってきた。私もそこで久々に再開し、年始の3日まで一緒に過ごしたのだが、彼等が横浜に帰るのに同伴し、翌日に千葉の勝浦を訪れた。これが私の2023年の旅初めとなり、私が千葉を訪れるのはおよそ10年ぶりだった。

以前に東京に住んでいた際、友人と釣りをするべく君津を訪れたり、富浦で自転車合宿を行ったりと、そこそこ訪れていたが、勝浦滞在は初だ。
猛暑日がなく、冬でもほんのり暖かいと聞いており、実際に年始の寒い時期に訪れてみたが、これが中々暖かく、期待通りにサイクリングができたのが嬉しかった。

朝から輪行で勝浦の上総興津駅まで移動し、ゲストハウスお茶の間に2泊した。到着時にはお昼時で、まだチェックインには早かったので、近くのお店で昼食を食べることにした。駅近くで気になっていた寿司屋「おしだり」はご飯が終わっていたとのことで、周辺をサイクリングしていた時に見つけた
だいにんぐ 清〜さや〜にて、ソーキそば全部のせ(ソーキ、三枚肉、あおさと
煮卵トッピング)を食べた。
冬季メニューの沖縄カレーそば(薬膳カレー系)に心惹かれていたのも確かだが、やはり最初はこれでという女将さんのオススメの声を信じて選んだ。どちらを選んでも間違いではないと思っていたが、次に冬に訪れる時にもカレーそばがあれば、必ず頼みたいと思った。

まさか千葉まで来て沖縄そばを選ぶとは我ながら思わなかったが、外にバイクラックがあり、店の前で考えていた時に女将さんが声をかけてくれたのが決め手だった。
味の方も沖縄本島や石垣島で食べた多くの沖縄そばの記憶と比較しても美味しく、店内は石垣島のものや音楽で満たされており、常連と思しき数名の先客も妙にその雰囲気に馴染んでいた。実は沖縄出身だったりしたのだろうか?

地元を遠く離れた所で地元の料理を出すお店があれば入りたくなるもので、その需要は中々に大きい様だ。
国内で言えば、関内や南京町の様な中華街や、大久保や鶴橋の様なコリアンタウンがあり、国外ではアメリカのニューヨークにリトルトウキョウやチャイナタウンがある様に、大規模なものもある。大都市であればあるほど、各地から人が集まるので、故郷の味への要望も多くなるのだろう。

この店の店主は石垣島の出身とのことで、きっと沖縄県や石垣島の出身の人にとっては勿論のこと、その他様々な縁によって沖縄を愛している人達にとっての”故郷”という概念を遠く離れた南房総に作り出していた。

ところで沖縄と言えば、41歳でブエルタ・ア・エスパーニャの総合優勝を果たしたクリストファー・ホーナーは沖縄出身とのことだ。
アメリカ人で沖縄出身というと、やはり駐日米軍やその関係者なのだろうか?この辺りは公式に明らかになっていないので、勝手に想像してみるとしよう。

改めて思うに、41歳で三大レースの一つで優勝したというのは凄まじい話だが、バルベルデやフォイクトも同様に40歳を過ぎても前線で活躍していた。
その人の素質なのか、長期に渡って活躍できるバックアップやトレーニング理論が確立してきたのか、あるいは両方なのかも知れない。

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