淡路島北部の岩屋から高速船で本州へ降り立つと、そこは明石だった。
明石海峡大橋、明石焼き、明石家さんま…はこの地名とは直接関係ないらしいが…何かと明石と名の付くものは多いと感じる。
今回も、地理に関する小ネタを提供しよう。
ここ明石には、日本標準子午線の東経135°線が通っている。日本の時間が何時かと聞かれる時は、ここでの時間を答えることになる。
そして東経があれば西経もあり、その中心の0°線はイギリスのグリニッジ天文台とされている。
地球が1回転すると1日の経過なので、360°を24時間で割った15°で1時間の経過となる。なので、日本はイギリスと9時間の時差があることになる。
海外と取引をする仕事をしている人にとっては馴染みの知識だと思うが、これを機に読者の皆さんにも知っておいてもらいたいと思う。
飛行機も使って世界を旅する旅人にとっての基本的な知識であり、世界の友人と話をする時の時間感覚を持っておくことは役に立つ。
日本で昼間だからといってアメリカの友人に電話をかけたら、向こうはもう深夜になっている。
寝ているところを電話で無理矢理起こして、交友関係に赤信号が灯ることの無い様に。